塗装治具
塗装治具は汎用治具と専用治具の2種類に分類されます。
汎用治具は一般的な塗装治具で主に単純な製品形状の塗装に用いて
います。
塗装治具の製作費が必要ない分、初期費用が抑えられます。
専用治具は汎用治具で仕掛けられないような複雑な製品形状の塗装に
用いています。製品形状やニーズに合わせオーダーメイドで製作します。
自社で製作する為、短納期・低コストで製作可能です。
一点物や試作品などの少量の製品でも対応できます。
リン酸亜鉛皮膜処理
処理浴液を高水準で管理する事で高張力鋼板(980MPa級)の
リン酸亜鉛皮膜も一般鋼板と同じ工程で要求品質を満たしています。
電圧条件切替
塗装電圧を切替える事で製品の表面積や膜厚規格(15~45μm)
に合わせ電圧を変化させ膜厚をコントロールします。
通称厚カチといわれる25~45μmの規格にも対応しています。
マスキング
あらゆるニーズに対応し、市販品及び
自社設計したマスキングゴムも保有しています。
多種多様なマスキングゴムより最適品(形状・材質・硬度)を
選定し、品質確保に努めています。
走査型電子顕微鏡(SEM)
弊社はSEM/EDXを設置保有しております。
エネルギー分散型X線分析(EDX)
化成皮膜品質を定期に確認し、品質を保証すると共に、その結果を浴液管理にフィードバックし、更なる品質の向上・安定に努めています。
耐食性試験
自社内に塩水噴霧試験機を設置しています。
定期的に塗装品質の確認を行っています。
又、耐水性、耐塩温水試験も評価できます。
組付加工
塗装した製品の後工程として
専用設備による、ネジ締め加工、カシメ加工、圧入加工及び、
手作業によるシーラーや不織布の貼付加工等、
様々な加工を行っています。